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後方支援日記 明日、医者へ行けと親に言われた。支援出来なくて落ちたらどうするんだ!と、言い返してやった。 大切な任務が有るんだよ、まったく 妹の日記 お兄ちゃんに怒られた。後方支援中に話しかけるな、だって。携帯いじってるだけなのに、、そんなに大事な事ですか?先生教えてください。 後方支援日記 朝、携帯を操作しながら歩いて来る人に、ぶつかりそうになった。 けしからんっと思ったが、支援中かもと思うと共鳴せずにはいられなかった。 振り向きその背中にケイレイした。お互い頑張ろう。
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※近親相姦です 7月7日。今日は七夕 この町の夜空にも、綺麗な天の川が流れていた 満天の星空には花火が打ち上げられ、人々は七夕祭りを楽しんでいる 乃絵と純の姿もその中にあった 「お兄ちゃん!ほら、あれ!」 「そんなに走ったら危ないぞ」 ――カラン、カラン、カラン 乃絵は下駄を鳴らしながら、祭り会場の中央に並んだ竹に駆け寄る 長机に置かれた短冊と筆ペン。自由に願い事を書いて竹の葉に飾れるようになってある 「わぁ~素敵!お兄ちゃんも書きましょう」 「短冊か、懐かしいな」 『もっと大きな空を飛べますように 乃絵』 乃絵は書いた短冊を竹の葉に吊るす その時、隣で揺れる短冊がふと目に入った 視界に映ったその名前。一瞬のことだったが写真で撮ったようにはっきりと読み取れてしまう その短冊を手にとってみる 『比呂美の願いが叶いますように 眞一郎』 悲しいわけじゃない。寂しいわけじゃない 眞一郎との出会いは乃絵を大きく変えてくれたのだ しかし言葉にできない感情は、モヤモヤと心の中で広がっていく 初恋というのは散った後もこうして心の中に留まるものなのかもしれない 「乃絵、何してるんだ。行くぞ」 純の声と花火の音でその靄は晴れた。乃絵はもう気づいている、兄や友達がいて自分は決して独りではないと 「お兄ちゃんは何を書いたの?」 「俺か?…俺は……『乃絵の好き嫌いがなおりますように』って」 「ひどいわ!ちゃんとニンジンも食べられるし、皮だってきんぴらにして…」 「ピーマンは?」 「それは……これから食べられるようにがんばるわ」 その夜、枕を抱いた乃絵は純の部屋をノックした ――コンコン 「乃絵か?どうした?」 「うん……あのね、今日は一緒に寝てもいい?」 「怖い夢でも見たのか?もう高校生なんだから…」 「違うの。お兄ちゃん、明日東京に戻るでしょう?だから今日はたくさん話したくて」 「……いいよ。おいで」 純がベッドを半分空けると、乃絵は嬉しそうにそこへ寝転がる 「七夕って、織姫と彦星が一年に一度だけ逢える日なのよね」 「あぁ」 「……なんだか私たちに似てるわ」 「東京は遠いからな」 「そうじゃなくて……」 乃絵は視線を外して顔を見られないように俯いた 乃絵がこうなってしまうのは、話し辛いことがあるときだ それを知っている純は、何も言わずに乃絵の頭を優しく撫でる 「お兄ちゃんの“もう少し好き”よりも………私は……私は……」 純の手が止まる 「私も……純が“もう少し好き”…………」 「乃絵……」 「兄妹だから……いけないことなの?」 二人の間に流れる天の川は、とても大きくて、流れが速くて、深い たとえ橋がかかっていたとしても絶対に越えてはいけない川 しかし乃絵は、眞一郎にもらった勇気の翼で向こう岸へと飛び立った 幼い頃からこうして同じベッドで一緒に眠ることは何度もあった だが今夜のように一糸まとわぬ姿で…というのは初めてだった 「んぅっ……あっ……お兄ちゃん……うっ!」 「痛かったっか?」 乃絵はふるふると頭を左右に振る。痛いわけなどない 優しすぎる愛撫に頭から爪先まで、皮膚全体が熱く火照り 身体の奥からふやけてしまいそうなくらい気持ちいいのだ 純が浅く挿入した指も、熱くトロリとした愛液に濡れていて 挿いれている指先だけが溶けてしまいそうだった 「最後までしても大丈夫か?」 乃絵がコクンと頷く 純は手を添えながら、洪水のように愛液が溢れる小さな洞窟の入り口に近づけると 乃絵の身体はキュッと閉まって侵入を防ごうとする 「乃絵、力抜いて……我慢できなかったらやめるから」 「うん…お兄ちゃん、キス……」 覆いかぶさるようにしてキスをする そのまま純は腰を動かし、乃絵の入り口を思い出しながら角度を微調整をする 舌を絡めて唾液を交換しながら、純の腰はゆっくりと沈んでいった 「ちゅっ…はっ……んふっ……んんんっ」 さっきの反応が嘘のように今度はスムーズに挿入されるが 少し進んだ先で、乃絵の純潔が最後の抵抗を示す 軽い反発感と重い背徳感を突き破り、兄は妹を貫いた 「んっ……ァ…ちゅ……くぅぅ……んんっっっ!!」 「くっ……乃絵、やめるか?」 「…平気よ……ふぅっ…んっ……ちゃんと…奥まで……」 「わかった。苦しかったら言うんだぞ」 純は再び掘り進む。乃絵の一番奥深くまで ――コツン 「つぅっっ……ぅぁっ……あぅっ!」 シーツを握る手に力が入り、乃絵は歯を食いしばって何かに耐える 純が最も深い場所に達したとき 奥を突いた反動で今まで脱力していた乃絵の膣内が急激に締まった 「ウッ…乃絵っ!」 温かくトロトロした壁に激しく締め付けられ、純はあっけなく精を放ってしまった 「ゴメン……」 「どうして謝るの?」 「いや………」 「お兄ちゃんに私の“初めて”をあげることができてよかったわ」 背徳者になっても無邪気に笑う乃絵 それを見て堕天使はこの笑顔を何があっても守り抜くと神に誓った 東京行きのバスを待つターミナル。列の最後尾で話す二人 純が上京するときは違い、夏の太陽がアスファルトを照り付けていた 「夏休みになったら東京に行ってもいい?」 「東京は広いから迷子になるぞ」 「いつまでも子ども扱いしないで!」 東京行きのバスがウインカーを付けて入ってくる (織姫も彦星と別れるときはこんな気持ちなのかしら…) 乃絵はそんなことを思いながら純の背中を見つめていた 「乃絵、目を閉じて」 振り返った純の唇が、そっと乃絵の唇に触れる 「元気でな」 純は窓際の席に座り、乃絵に向かって手を振る 乃絵もバスが見えなくなるまで大きく手を振り続けた ―終―
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京太郎「妹が欲しいなぁ…」ボソッ 咲「~~ッッ!!」 和「すっ…須賀くんいまなんと…?」 京太郎「ああ、ちょっと妹が欲しいなって」 咲「いきなりどうしちゃったの!?」 京太郎「先週に従妹の女の子に会ったんだけどさ、その子がお兄ちゃんって言ってくっ付いてきてさ」 和「……それで?」 京太郎「あのさ! それがもうめっちゃかわいいの! 小っちゃい手で俺の手を握ってきてさ!」 一太「詳しく聞かせてもらおうか」ガラッ 京太郎「帰れ」ピシャ 咲「あ…あのね…京太郎お兄ちゃん…//」モジモジ 和「お兄様…//」ポッ 京太郎「いやー、同級生にお兄ちゃんって言われてもなぁ…」 咲「」 和「」 ?「ふふふ…つまり私の出番ですね!」 咲「誰だお前は!」 マホ「私だ!」 和「マホ、あなただったんですか!」 マホ「お兄ちゃん!」ギュッ 京太郎「おっ、マホちゃん遊びに来てたのか?」 マホ「はい! お兄ちゃんに会いたくて!」 京太郎「こいつめ! かわいいこと言いやがって」ナデナデ マホ「わっ! 髪がぐちゃぐちゃになっちゃいます!」 京太郎「なんでマホはこんなにかわいいんだろうな!」 和「もしもしムロですか? ちょっと今すぐマホを引き取りに来て欲しいのですが…」 マホ「ねえお兄ちゃん、だったらマホを彼女にしてくれ…「ちょっと待つのです!」」 咲「誰だ!」 綾「私だ!」 京太郎「綾、お前だったのか!」 和「志崎さん! あなたは奈良にいるはずじゃ!」 綾「愛の前ではそんなことは些細なことです!」 京太郎「綾ちゃんも久しぶりだねー、元気だったかい」ナデナデ 綾「あやや…久しぶりのお兄さんのなでなでです…//」ポッ マホ「ぐぬぬ…マホ以外がお兄ちゃんになでなでしてもらうなんて…」 京太郎「あぁ~癒されるなぁ~」 綾「マホちゃんより私のほうが年下だしお兄さんの好みだから!」 マホ「マホのほうが身長低いからお兄ちゃんはマホのほうが好きなはずです!」 京太郎「2人ともとってもかわいいよー」 マホ「ならマホをお兄ちゃんの彼氏にしてください!」 綾「ダメです! お兄さんの彼氏は私です!」 京太郎「ごめんねー、俺彼女はおもちの大きい子って決めてるからさー」 マホ「」 綾「」 咲「同い年だけど一応妹キャラなのに…おもちかぁ…」 和「胸なら自信がありますが…あと一年遅く生まれてたら…」グヌヌ ?「つまり私なら完璧ということですね!」 マホ「誰ですか!?」 明星「私です!」 綾「明星さん、あなただったんですか!」 明星「年下で妹キャラでおもちもすでに大きいですし! さらに将来もっと大きくなるはずですし!」 京太郎「明星ちゃん久しぶりだね!」 明星「お兄様、どうもお久しぶりです」ペッコリン 京太郎「相変わらず礼儀正しい子だねー」 明星「あのお兄様…久しぶりにギュッとしてほしいのですが…//」モジモジ 京太郎「あぁぁぁあ!! もうかわいいっよおぉおぉぉぉ!!」ギュウゥゥ 明星「はわぁ…久しぶりのお兄様です…//」 京太郎「明星ちゃんってほんとに抱き心地いいよなぁ、それにいい匂いがするし…」クンクン 明星「ふわぁ…お兄様匂い嗅ぐなんて恥ずかしいですよぉ…//」 咲「アハハ、マージャンッテタノシイヨネ」 和「ソンナオハルトオォォォ」 マホ「オニイサン…」 綾「アヤヤヤヤヤヤヤ」 明星「お兄様…最近その…胸が大きくなってきたのですが…いかがでしょうか…//」ポッ 京太郎「あはは、こうやってギュッとした時に当たるのが嬉しいかな」 明星「良かったです、お兄様のために大きくしたんですよ!」 京太郎「よしよし、お姉ちゃんみたいにもっと大きくなれるよう頑張ろうねー」 明星「あのお兄様…お願いしたいことがあるのですが…」モジモジ 京太郎「どうしたのかな? 可愛い妹のお願いならなんでも聞いてあげるよ?」 明星「明星を…明星をお兄様の彼女にしてください!」 京太郎「明星ちゃんが俺の彼女!? そりゃもちろんおっけーだよ!」 明星「お、お兄様!」 咲「」チーン 和「」チーン マホ「」チーン 綾「」チーン 明星「はわわ…これって夢ではないですよね…?」 京太郎「夢じゃないよ明星ちゃ…いや、明星」 明星「おに…京太郎さん…//」 京太郎「……」 明星「……京太郎さん?」 京太郎「呼び方はお兄様のままでお願い」 明星「わかりました、お兄様♪」 カン!
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574 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/02/08(水) 00 45 21.07 ID P9BjDO18O おにいちゃん(ちょっといい?) 聞いて欲しいの(あのねあのね) 最近ね(なんだかね) ハートがね(ドキドキするの) 脳内妹喋り出す! お兄ちゃん(切ないよぅ) お兄ちゃん(触ってよぅ) お兄ちゃん(お願いあるの) お兄ちゃん(キスが欲しいの) PC画面にキスの跡! タカぼう!(どうしたの?) 大丈夫?(顔色悪いよ?) 悩みごと?(好きな娘できたの?) 話してごらん(お願いだから) 脳内妹 姉になる! なになに?(わたしのことが?) ほんとのほんとに?(好きになったの?) いやいやダメだよ(こんなところじゃ) ちょっとのキスでも(キュンキュンしちゃうよぉ) PC画面に射精痕! 医者「末期ですね。しばらく入院になります。」 男「あ、はいすいません」
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【名前】 クロス・エリュシオン 【役職】 みんなの妹 【よく使用するクラス】 ブレイバー・フォース 【種族】 デューマン 女 【コメント】 お兄ちゃんのためならなんでもやるよ☆(ゝω・)v あたしにはお兄ちゃんしかいないの。 だからね、お兄ちゃんはあたししか観ちゃダメなんだよ? もし他の女に触れたら……わかるよね?お兄ちゃん♪
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Q.elonaってどんなゲームなの?エロいの? A. 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 09 30 22.27 ID bw48NLyC0 キチガイゲーに思われるだろその辺にしとけよ マジレスすると少女や妹を縛ったりお医者さんごっこしたりするゲー 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 09 34 19.07 ID PfjnaREi0 頭が二つに腕が四つ足が三つの生物を操って猫や妹やミノタウロスと結婚して子作りするゲーム 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 09 35 36.79 ID fjWSG9oA0 いいかげんにしろ! そこらへんのNPCに酒渡してきもちいいことするゲームだってちゃんと説明しろ マジレスすっと公式よりもWiki見るのがよい 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 09 37 45.86 ID J1JVpW+U0 これは命懸けで楽器演奏して美女、イケメン目指すゲームだろ 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/17(水) 09 42 43.06 ID I2fhB4WO0 ラスボスに酒飲ませて吐かせて餓死させるゲーム 759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 16 16 30.91 ID BfyoHtA70 チュートリアルで詰んでゴミ箱行きを繰り返すゲームだろ あんまり嘘教えるなよ 765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 16 26 55.45 ID cNKqYDft0 雪が降ったら外に出て本を読むゲーム 837 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 11 36.85 ID 48s+VcXt0 生ものの長棒を装備して支配の魔法を連射するゲーム 839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 12 04.73 ID YQyle6UW0 遭難してたどり着いたティリスに移民するゲームだよ 841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 13 02.80 ID 1NVKfNKi0 妹のお兄ちゃんになるゲーム 843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 15 12.35 ID mxzMGwcE0 トイレの水飲んで強くなるゲームだよ 844 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 15 34.30 ID YQyle6UW0 ちなみに、エロに期待すると肩透かしくらう 846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 16 14.50 ID zSTxO5Mm0 街で依頼をこなして自宅や自分の街をつくっていくゲーム 850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 21 27.32 ID LnPZ+Oa80 村の女の子をミンチにして善人になるゲーム 854 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 22 30.11 ID xg7t+aDn0 違うだろ 村の女の子をおいしく食べて善人になるゲームだ 855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 20 23 04.74 ID YQyle6UW0 ヤドカリに安定して勝てるようになってから コボルトにボコられてからが本番 0時間 チュートリアルを受けた後とりあえずつるはしだけ拾って外に出る 1時間 落ちてるものが拾えなくて焦る つるはしが欲しい あと下のレールも欲しい うろうろしたあげくいきなり空腹とか出て死ぬ 何これ 2時間 zから呼び出しして何ができるか確認 りんご落とせた!食えた!ゲロ吐いて死んだ 3時間 いろんな人にうざがられ始める ちょっと涙目になる(雑貨屋の店主は天敵(-150)まで下がった) 8時間 冒険者と交換ができるのに気付き、信託の巻物が高価な事に気づく 子犬の洞窟でうろうろして巻物集める ポピーは5回死ぬ 間違って集めた巻物15個(全部)を汚水と交換する 愕然としつつそのまま進行(オートセーブだと思ってた) 20時間? とにかく持ってる物全部売って倉庫5つたてる 家もたてる、店も建てる、うるものがない、店をたたむ 40時間 ヨウィンへの配達依頼とかこなしてたのにエイリアンくる、これはやばい ダルフィにもパルミアにも来る やばい ヴェルニースは終末だしどうしよう ルミエストに行く ここが楽園か… ゲーム時間520年2月23 日 ルミエストにてエーテル病20個溜まって死亡 ここからエーテルの風が吹く度死ぬようになる しばらくしてルミエストにもエイリアン沸く ついでにキングが右の入り口に沸く ルミエスト全域が駒とエイリアンで埋まる ルミエストで死んだ位置が悪く 奥の方にロストしたアイテムがばらばら 俺の全財産…なんとか助けなければ! →エイリアンと駒の猛攻で死にまくる(ステが大体1に) ルミエストから出て他の町をまわった所 ダルフィのエイリアンはそこまでいなくて ポートカプールにまだ行ってなかったので、そこでなんとかお金稼ぐ 今に至る 開始5分前 名前だけは知ってるんだけどこれそんな面白いのか? 暇だしやってみたいな もしかしてこれが噂のパンツ投げるゲームなのか 0分 とりあえず1.16verでやる…が種族の段階で決めらんねえwww 説明文みてなんとなくカオスシェイプと遺跡荒らしってやつにしたんだが… ジュアとピアニストとかも迷ってる 魅力が1以外でないんだけど重要なステータスってある? 40分 急に餓死したwあとこれクイックロードとかないの? 50分 なんか街に入ったらいきなり攻撃来て死ぬようになって困った 仕方ないから外うろついてたんだけど餓死した 仲間の女の子もいつのまにかいなくなってる 1時間 金のいい配達受けたんだが街の場所わからんくて放置したかも… あと窃盗できるからやってたら攻撃された そのときは逃げたんだけど今は街に入るといきなり攻撃される 酒場のある最初の街?にいったんだが キャラクターイベントと仲間イベント起きてから終焉だ!みたいなのがでて 明らか強そうな敵がいっぱいで近寄れない そこで少女もいなくなってる そこから西の町ではピンク色したコックみたいなのに殺される 1時間10分 西の町で食料品店ってやつに声かけたんだが食いもん売ってくれなくて餓死する とりあえず教えてもらえたダルフィを探してみる もう一度緑の男に肉貰えないかな 食べ物の兵糧は全部eキーで食べてしまった 1時間20分 すげえ……ダルフィすげえよ 攻撃飛んでこないしご飯が食べれる なんか可愛い女の子いるしイケメンがギルドとかいってる 高くて買えないけど少女が売ってる ダルフィすげえ 1時間30分 ダルフィパワーすげえ ダルフィにいたら手が増えたって出て盾装備が出来るようになった あと酒場で100円払ったら奴隷売りから少女が戻ってきた 1時間40分 酒場で死んでいるって少女を100円で戻した 教えてもらった場所にいってからコピペの子犬の洞窟も探してみたいと思う ありがとう 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/17(日) 23 26 39.62 ID 0LdY47Wm0 需要無いかもしれないが神祝福用にふかぱん1000個×5回作ったのでその結果書いときます 神祝福 約20 呪い 祝福 約70ずつ 残りは普通のふかぱんでした カスタムアイテム実装! ↓ 早速作ってみたよ!どう?って晒すお兄ちゃんが登場 ↓ グラフィックがどう見ても青乳首(少なくとも玉とはいえない)で説明文も見てるほうがちょっと恥ずかしい感じ ↓ 大人気 899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/05(金) 21 58 33.01 ID 6yBU3+q30 May 14, 1998 朝起きたら、背中に羽だけでなく足にも蹄ができてやがった。 プチどものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。 めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。 おえら方に見つかったら大変だ。 May 16, 1998 昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。 夜、からだ中 あついかゆい。 頭のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。 いったいおれ どうな て May 19, 1998 やと ねつ ひいた も とてもかゆい 今日 はらへったの、プチ のエサ くう May 21, 1998 昨日妹の日記を拾ってからすっかり体調も良くなった。 さらに妹団で気になっていたあの妹から今晩デートに誘われた。 昇進も決まったし、今最高の気分です。 拾って良かった妹の日記 900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/05(金) 22 06 21.65 ID hfKSPUkwT May 25, 1998 お兄ちゃん! 539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/15(木) 17 40 30.50 ID Yzk13UFk0 パルミアの近くにパーティ会場があってさ そこで貴族の子供たちが遊んでるわけよ その中に混じって発育よさげな小学校高学年ぐらいの女の子が生着替えしてたのよ 財布と宝石丸見えでさ(パンティーは見えなかった) それでさ…fffしちゃってさ… 最近の子供ってやばいね 超懐事情いいのよ 親とか超富豪で欲が張っててね でも財布は膨らみかけで札は汚れが薄くて新品なわけよ シーナのお尻は 最高でおじゃる 931 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/16(金) 11 53 01.05 ID tGdu0S5z0 「elona」って知ってる? 無料PCゲーなんだけど、面白すぎてワロタ 俺も妹に勧められて試しにやってみたけど、もう連日大ハマり つうか無料PCゲーでこのクオリティだと据置ゲームなんて完全終了だよねw 941 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/16(金) 12 03 53.92 ID OaWhvW3ZO elonaといえば妹って知ってる? 日記を読むと仲間になるんだけど、可愛すぎてワロタ 俺も某お兄ちゃんに勧められて試しにヤってみたけど、もう連日大ハマり つうか妹でこのクオリティだと他の女なんて完全終了だよねw 944 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/16(金) 12 07 44.57 ID LngI4ucZ0 elonaといえばマニって知ってる? 祭壇で祈るとと信仰を得るんだけど、可愛すぎてワロタ 俺も少女ちゃんに勧められて試しに崇拝してみたけど、もう連日大ハマり つうか一番近くの神様でこのクオリティだと他の神様なんて完全終了だよねw 0イェルス 1エウダーナ 2妖精 3丘の民 4ジューア 5エレア 6リッチ 7ゴブリン 8ゴーレム 9カオスシェイプ 特殊[秒数奇数・コンマ0 or 9]かたつむり 00戦士 01遺跡荒らし .02魔法使い 03農民 04プレデター 05狩人 06魔法戦士 07観光客 08ピアニスト .09機工兵 10神官 11クレイモア 12妹 13スワッシュバックラー14剣闘士 .15騎士 16格闘家 17衛兵 18侍 19斥候 20悪党 21蛮族 22海賊 23間諜 24忍者 25癒し手 26軍師 27科学者 28司書 29ガンナー 30竜騎兵 31魔導銃士 32聖騎士 33勇者 34戦乙女 35僧兵 36巫女 37坊主 38狂信者 39吟遊詩人 40踊り子 .41ガイド .42魔獣使い .43アイドル 44ギャンブラー 45娼婦 46貴族 47労働者 48商人 .49投資家 50料理人 .51職人 52鍛冶屋 .53錬金術師 .54ミュータント 55花嫁 56無職 .57賞金稼ぎ 58暗殺者 59カウボーイ 60娼夫 61大工 62運び屋 63パティシエ 64アスリート 65竜騎士 66掘り士 .67伐採士 68拳闘士 69狙撃手 70魔術剣士 71暗黒騎士 72ヴァイオリニスト73死霊術師 74釣り人 75メイド 76サイボーグ 77投石家 .78ドルイド 79~99 リロール 一の位秒職業 0 戦士 1 遺跡荒らし 2 魔法使い 3 農民 4 狩人 5 魔法戦士 6 ピアニスト 7 神官 8 クレイモア 9 ごみ箱 コンマ種族 00~02 イェルス 03~05 エウダーナ 06~08 妖精 09~11 丘の民 12~14 ジューア 15~17 エレア 18~19 かたつむり 20~21 妹 22~24 リッチ 25~27 ゴブリン 28~30 ゴーレム 31~33 カオスシェイプ 34 コボルト 35 オーク 36 トロール 37 リザードマン 38 ミノタウロス 39 ノーランド 40 阿修羅 41 スライム 42 狼 43 ゾンビ 44 ウサギ 45 羊 46 蛙 47 ムカデ 48 マンドレイク 49 昆虫 50 きのこ 51 コウモリ 52 エント 53 猟犬 54 幽霊 55 精霊 56 目 57 ワイバーン 58 ワスプ 59 巨人 60 インプ 61 手 62 蛇 63 ドレイク 64 熊 65 鎧 66 メデューサ 67 キューピット 68 ファントム 69 ハーピー 70 ドラゴン 71 恐竜 72 ケルベロス 73 蜘蛛 74 岩 75 蟹 76 骸骨 77 駒 78 猫 79 犬 80 ローラン 81 ねずみ 82 やどかり 83 猫の神 84 機械の神 85 死霊の神 86 機械 87 ウィスプ 88 鶏 89 ストーカー 90 妹猫 91 イーク 92 イス 93 神の化身 94 馬 95 神 96 クイックリング 97 メタル 98 バイク 99 ゴミ箱 読んでおくと便利だよお兄ちゃん* Q.妹ってなんなの? A.とっても可愛い妹だよお兄ちゃん! Q.突然血の繋がってない妹ができたんだけど… A.たくさん可愛がってねお兄ちゃん! Q.妹団ってのが襲ってきてに逆レイプされたんだけど… A.良かったよお兄ちゃん! Q.9月6日になったんだけど… A.妹の日だよお兄ちゃん! Q.妹を捨てたいんだけど… A.それを捨てるなんてとんでもないよお兄ちゃん? 妹からは逃げられないよお兄ちゃん?もう一生離さないよお兄ちゃん! お兄ちゃん?ねぇお兄ちゃん!お兄ちゃんってば!お兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄 少女「ご主人、お腹空きました…」 PC「お金がなくて、ごめんね…あ、アピの実だ」 少女「ご、ご主人、これは…」 PC「…い、いただきます…ごめんなさい…」 モグモグ 妹「…う、オエェエ!」ビシャビシャ 少女「く、熊!…くそ、妹肉だったのか…ごめんな、鑑定する金もなくて…ごめんな…」 少女「ご主人、お腹空きました…」 PC「種がなくて畑で作物とれないし、ごめんね…はい、イーモだよ」 少女「ご、ご主人、これ最後の…」 PC「オレはいいんだよ」 グーキュルルル 少女「…い、いただきます…ごめんなさい…」 モグモグ 妹「…う、オエェエ!」ビシャビシャ PC「く、熊!…くそ、妹肉だったのか…ごめんな、鑑定する金もなくて…ごめんな…」 妹「お兄ちゃん、お腹空きました…」 妹「妹がなくて妹で妹とれないし、ごめんね…はい、妹だよ」 妹「お、お兄ちゃん、これ最後の…」 妹「オレはいいんだよ」 グーキュルルル 妹「…い、いただきます…ごめんなさい…」 モグモグ 妹「…う、オニイチャン!」ビシャビシャ 妹「い、妹!…くそ、妹肉だったのか…ごめんな、鑑定する妹もなくて…ごめんな…」 698 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/08/07(水) 11 30 30.47 ID 9ogysYC80 _,,, - ── - .,,_ _,,, /.. ... 丶 ´ `Y、_ / iヽ ' 、 .. 、 〉 '''‐〈 ノ、/ / ゙、\ ヽ .. 、 〈 〆 ノ ! |\ ゙、 ヽ ゙、 . 、 、 . / ;;;;/ /∨| | __ヽ , \| . ヽ, 、 ,' ;;;〈_ | | | ´ ヾ ヽ ., j ヾj . l ;;;;;; `''''´;i |、 ! r t; 'Y ィ Yi ,/ i ;;;;;;;;;;;;;;;r‐!;; | 〈 弋ソ vノ j . { ;;;;;;; { ー゙、;, . . ____ . !、 きょうのおべんとは 道路だよ ゙ ; ;;;;|、;; `--、リi (_ У ノ; i あついからやけどしないようにたべてね . ゙; i゙、 ;゙、 `'-ニ ;;;≧‐ ., _ ,,. ィ ,!ル ヽ ゙、 ;;ヽ _入 \ ノヽノ iル' ヽゝ 〆 ‐ .、ヽ.,/'}八{`ヾ なぜ妹はイラつくのか シエラ・テール世代直撃の俺からしたらまず最初に乱雑で使いにくい糞妹なわけよ もう聞く耳持てないのはよくわかるけど最後まで聞いてほしい 昔の妹はこれが普通と老害は言うだろう 麿は快適に使ってるでおじゃるとか慣れたらもふぎゅーとか わかるわかるよ わかるけど待ってほしい 問題にしたいのは俺みたいに使いにくいと思う人がいるってこと お前らにとって使いやすいかは別にどうでもいいし論点はそこではないんだ 例えるとだマニの修理キット ttp //shinkousite.mani これって使ってる本人からしたら快適なんだと思う なぜなら工具の場所覚えてるから でも他人が見たら不便に感じる なぜなら工具の場所知らないから 場所を覚える手間がかかるその手間がイラつくポイントなのよ 多くの人が使うのならまず妹は選べるようにするべき 今のままでいい人はそのままでいいし使いにくいと思う人は変えればいい それからなぜ妹のキャラは乱雑なのか 無駄にコマンドを分裂してるからで なでなで 気持ちいいこと もふぎゅー 全部まとめて「f」でよくね そうすりゃ妹猫妹おとおとみたいに種類別で分類できる 昔の妹がキャラ別に分類だったのか知らんけど非常に使いにくい 妹の増殖もfで増やしたいならそのままでいいから 嫌な人は変えられるようにしてくれ 排他的な雰囲気の妹になっちゃってるからもう手遅れだけど なぜ誰もキャラ変えようとしないのか 理解に苦しむ なぜ緑髪はイラつくのか エーテルの風直撃即遭難の俺からしたらまず最初に高慢で扱いにくい糞エレアなわけよ もう聞く耳持てないのはよくわかるけど最後まで聞いてほしい ロミアスはこれが普通と老害は言うだろう 俺は快感さえ覚えるとか慣れたら良い奴とか わかるわかるよ わかるけど待ってほしい 問題にしたいのは俺みたいに気に入らないと思う人がいるってこと お前らにとって気に入るかは別にどうでもいいし論点はそこではないんだ 例えるとだ草原の妹団 www.youtube.com/watch?v=aecZOisHpyU これって群れてる本人からしたら快適なんだと思う なぜならお兄ちゃんの臭い覚えてるから でも他人が見たら恐怖に感じる なぜなら妹団から逃げる方法知らないから 空間歪曲を覚える手間がかかるその手間がイラつくポイントなのよ 多くの人が出会うのならまず街道は安全なようにするべき 今のままでいい人は道外れればいいし気に入らないと思う人は道なりに行けばいい それからなぜelonaの妹は乱雑なのか 無駄に呼称を分割してるからで お兄ちゃん?お兄ちゃん!お兄ちゃん♪ 全部まとめて{兄}でよくね そうすりゃくんさんさまみたいにタイプ別で表現できる 昔の妹が個体別に分類だったのか知らんけど非常に恐ろしい 妹団との遭遇も好きものな人はそのままでいいから 嫌な人は帰られるようにしてくれ 排他的な雰囲気の時代になっちゃってるからもう手遅れだけど なぜ誰も世界を変えようとしないのか 妹に苦しむ 304 :以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/12/18(金) 13 08 27.234 ID t+fEg8Ssa 上司にお願いします、と書いてスマートもしもしからメール送ったつもりがおちんちんぅ願いしますって書いて送ってしまったぅ! 明日仕事行きたくないぅ… 681 :以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/12/19(土) 11 36 36.181 ID DKoDWLG3a 出勤したら上司に開口一番おちんちんぅ!って言われたぅ 気にしてないどころか、語感が妙に気に入ったらしいでおじゃる 後輩が笑いを堪えてたけど何とか丸く収まったぅ くぅ~収穫疲れましたw これにて完遂です! 実は、掲示板みたら代行収穫の話を持ちかけられたのが始まりでした 本当は飯食ってから受けたかったのですが← ご厚意を無駄にするわけには行かないので生えてる野菜食いながら挑んでみた所存ですw 以下、モンスター達のみんなへのメッセジをどぞ 猫「みんな、殺してくれてよくもありがとぅ ちょっと肉や骨なところもドロップしちゃったけど・・・気にしないでねぅ!」 まだら蜘蛛「いやーありがと! 私のウザさは二十分に伝わったかな?」 かたつむり「構ってくれたのは嬉しいけどちょっとオーバーキル過ぎない・・・?」 こうもり「相手してくれてありがとな! 正直、収穫中の私のめんどくささは異常だよな!!」 壷「割ってくれて・・・ありがと」パリーン では、 猫、まだら蜘蛛、かたつむり、こうもり、壷、俺「皆さんありがとうございました!」 終 猫、まだら蜘蛛、かたつむり、こうもり、壷、俺「って、なんでジョア王が!? 改めまして、ありがとうございました!」 ロスリアは腐敗した。 救いを手にし、多くの人と富を招いたロスリアは イェルスを初めとする国々の利権に 翻弄されるようになった。 死に行く世界の中でさえ イルヴァはロスリアの理想の下に結束することはなく 各国の思惑と陰謀と、新たなる紛争の気配に揺らめく暗雲が 大地を覆った。 本当の本当に終わり
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/84.html
115 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 13 49 ID H/8YPaTB 広い玄関に出る。 扉は開け放たれており、その向こう。切り取られた景色の四角に、実妹が立っている。 いつもの、爽やかで大人しめの私服姿。手には大きな蝙蝠傘。 「お兄ちゃん、迎えに来たよ。帰ろう?」 放課後に教室にやって来るような気軽さだった。 電話口では泣いていたように感じたが、気のせいだったのだろうか。 ヘルパーさんはいない。聖理は僕の胴に手を回し、コアラのようにしがみついている。 「態々ここまできたのか?」 僕はちょっと驚いた。迎えにくるにしても、距離が距離だ。 「雨が降るって云ってたから傘を持ってきたの。街中を連れ回されて疲れている時に濡れたら 風引いちゃうから」 小首を傾げる様に笑顔。そして一瞬だけ従妹を見た。 「さ、お兄ちゃん。こっちに来て?」 妹は僕に手を伸ばす。その瞬間、従妹の腕が僕を後方に引いた。 「お、おい、聖理・・・?」 すっと、聖理が前へ出る。まるで立ち塞がる様に。 「コトリ」 「なにかな、さとりちゃん」 聖理の顔に笑みはない。対して理理は薄く笑っている。 「にいさんはここにいるの。貴女とは帰らない」 「――――」 驚いたように表情を消す。 その発言に僕が困ったような顔をすると、すぐに理理は笑顔を取り戻した。 「さとりちゃん。お兄ちゃん困ってるよ?」 亀裂のような笑み。 まるで嘲笑のような。 聖理は振り向くと、僕に縋り付く。 「帰らないよね、にいさんっ。にいさん“今日は聖理といてあげる”っていったものね!? まだ『今日』は終わってないものっ。にいさんは、聖理を置いて帰らないよね!?」 「聖理・・・・」 必死にしがみついてくる従妹に無体なことは云い難い。けれどずっとここにいられるわけでもない。 「また来るから。な?」 「やっ!やぁ!いっちゃやだ、やだよ!にいさん、聖理との約束破るの?いやだよぉ、聖理を 一人にしないで!聖理、なんでもするからぁ!!良い子にするからぁ!だから、だからっ」 「――さとりちゃん、私のお兄ちゃんを困らせないでくれるかなぁ?」 狂乱の歌声を遮る穏やかなアルトボイス。従妹はピクリと揺れると、ゆっくり振り返る。 「コトリ・・・・・。私からにいさんを獲るの?」 低い――メゾソプラノにしては低すぎる声。 従妹はどんな顔をしているのだろうか、後方からは見えない。 「獲る?獲るってなにかな?お兄ちゃんは“私の許に”帰りたがっていて、私はそのお兄ちゃんを 迎えに来ただけ。獲るわけじゃないよ?ああ――『取り返す』には近いかもしれないね。 あ、さとりちゃん、そんな顔しないで?お兄ちゃんと離れる辛さはよくわかるから。“私が” 誰より、何より、お兄ちゃんと離れる寂しさをわかってるから、ね?」 困ったように、宥めるように理理は云う。 顔の見えない従妹は拳を握り締め、ぎりぎりと歯を鳴らした。 「良い音だね。やっぱり“それ”はさとりちゃんのほうが似合うよ」 くつくつと笑った。 「理理」 僕はたまらず声をかけた。 「そう云ういいかたはするんじゃない。聖理だってたまにしか逢えなくて寂しいんだ」 「お兄ちゃん・・・・」 呆けたような顔。 そしてすぐに聖理を睨みつける。 「理理」 「・・・・・はい」 「すぐに行くから、そこで待ってなさい」 「・・・・・・は、い」 俯く妹。 僕は聖理をつれて室内(なか)に戻る。 (なんだか剣呑な雰囲気だったなぁ。二人とも寂しがりだからか・・・・・) 116 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 15 18 ID H/8YPaTB 溜息をひとつ。 僕は腰を落とし、従妹に目線を合わせる。 「聖理」 「にいさん・・・」 「残念だけど、家に帰る。でもすぐまた逢えあるさ。だから、我慢できるな?」 「そんなの、無理・・・・だよ・・・」 ぶんぶんと首を振る。 「にいさんは、聖理よりコトリの方が良いの?にいさんは聖理を一人にするの?」 「住む家がある。だからそこに帰るだけだ。お前を一人にしたいわけでも、理理のほうが 大事だからってわけでもない」 どっちも大切な妹だ。 「でも、でもっ・・・」 「仕方ない奴だな」 そっと抱き寄せ頬に口づける。 「――え」 「我慢、できるな?」 「え、え、にいさん、今の、え?」 「また来る。だから安心しろ」 「い、今、聖理のほっぺに、にいさんが、いま、え?ほっぺに、ほっぺ」 「我慢、できるな?」 「あ、う、・・・・うん・・・・」 焦点の定まらない瞳でコクコクと頷く。 子供のころ家を留守にしがちな両親に縋り付いた時、母が僕にやったこと。 「偉いぞ。聖理は良い子だな」 頭を撫でてやる。 「あ、う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほっぺ・・・・」 ぽんぽんと頭を叩く。 またな、と云って廊下に出る。聖理は気づいているのかいないのか、そこに立ち尽くしていた。 ヘルパーさんに挨拶を済ませ玄関へ。耳には雨音が響く。降ってきたみたいだ。 「おまたせ」 理理に云う。 「早かったね、お兄ちゃん。さとりちゃんは納得したの?」 「ああ」 「え」 妹は目を丸くする。 「なんだよ?」 「だって、あんなに取り乱してたのに」 「ま、そんなこともあるさ。帰るぞ」 「あ、う、うん」 驚いたままの妹を伴なって玄関をでる。 扉を閉めた。降り始めだというのに雨足は強い。 「理理、傘くれ」 「あ、あのね、お兄ちゃん、そのことなんだけど」 妹は苦笑いする。僕は理理の手の中を見た。 「・・・・一本?」 「うん。自分の分、忘れてきちゃった」 「ドジ」 「あぅ・・・」 しょんぼりと俯く。 「しょうがない、おっきめの傘だし、一緒に使うか」 「う、うん・・・・!」 妹は笑顔で頷くと、そっと寄り添った。 傘を開く。バネ仕掛けの雨具が、ぱん、と小気味良い音をたてた。 「やっぱり、置いてきて良かった」 「忘れたことを喜ぶな」 「うん。そうだね。忘れたの。忘れたんだよ」 あははと笑う。僕は一回だけ妹を小突くと空を見上げた。 「いくか」 117 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 16 45 ID H/8YPaTB 「うん。帰ろう。二人のおうちに」 すでに暗くなった道を行く。妹は穏やかな顔でずっと微笑んでいた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― なんとかお兄ちゃんを取り戻せました。 あの偽者があれ以上駄々をこねるなら、傘の先で喉を突いてしまおうとも考えていたんですが、 私のお兄ちゃんは理理の許に帰りたがっていましたから、簡単に決着がついたんですよ。 帰りは相合傘でした。ううん。愛愛傘と云うべきでしょう。 世界で一番相性が良く、宇宙で一番仲の良い兄妹ですから、きっと絵になったはずです。 お兄ちゃんは私を愛してくれているので、とても気を使ってくれます。 雨はかなり強かったので、私が濡れないよう、傘を寄せてくれていたんですよ。 お兄ちゃんは昔から無言で優しさをくれるんです。 寄り添って歩くことのできる幸福。 そして手を伸ばせば掴める愛しい人の身体。 大好きなお兄ちゃんの顔を、ずっとずっと見て歩きました。 お兄ちゃんを見ていると、心がほかほかするんです。 ほかほかしすぎて、イケナイ気持ちになるときもありますが、今はまだ我慢します。 唯、一つだけ嫌なことがありました。 臭うんですよ、凄く。 大嫌いな臭いがプンプンしました。 お兄ちゃんには毎日毎日私の匂いを染み込ませているんです。皮膚と肉を通り抜けて、骨の髄まで。 ううん。心の底と、脳味噌の中と、心臓の中心まで、血の中まで、魂まで、匂いを擦り付けているはず なんです。 なのに。 “あの女”の臭いが私の愛しいお兄ちゃんに纏わり付いていたんです。 それがとても許せなかった。 だって、あんなにしっかり臭いが付いているんですよ。 それってつまり、お兄ちゃんにずっとくっついていたってことじゃないですか。 そういえばお迎えに行ったときも“あの女”はお兄ちゃんに張り付いていました。 やっぱり喉を突いておけば良かったかな? その女の臭いです。普段の私なら吐いていたかもしれません。 でも、臭いのもと――視線の先にはお兄ちゃんがいるんですよ。不快感を幸せが上回ったので、 戻すことはありませんでした。愛の奇跡でしょう。 でも、家に着いたらすぐにお風呂に入って貰いました。消臭・消毒のためです。 お兄ちゃんは優しいので、「お前も冷えただろう?先に入って良いよ」と云ってくれました。 でもね、お兄ちゃん。そこは「一緒に入ろう」が正解だよ? 私はお兄ちゃんを先にお風呂に入れました。臭いの件や、傘をずらしていたので私よりも 濡れているからっていうのも理由ですが、実は他にやることがあったんです。 後片付け。 それが最優先でした。 あの偽者に耳障りな声を聞かされ、お兄ちゃんをとられた後、気づいてみたら、調理中の夕御飯が 散らばっていました。どうやら食器や食材をそこかしこに叩きつけていたようです。 柱に刺さった包丁を抜き、割れ物を拾い、歪んだ鍋を洗って、床と壁を掃除する。 大部分はあの家に行く前にやったのですが、一秒でも早くお兄ちゃんを取り戻したくて、 途中で外に出たのでした。窓ガラスや食器棚を割らない辺り、私はかなり冷静だと思います。 お兄ちゃんが入浴している間にお片づけを済ませます。大切なお兄ちゃんに怪我でもさせたら、 私は発狂してしまうでしょうから。 お風呂から上がったお兄ちゃんとお茶漬けを食べました。私は晩御飯を食べていませんでしたし、 お兄ちゃんはあんな所で気も休まらなかったでしょうから、御飯を食べた気にならなかったしょうし、 ちょうど良かったです。 お兄ちゃんには私の愛情と愛液がたっぷり入った特別製を食べて貰ったんです。 「美味しいよ、理理」 私の『特別』は喜んで貰えたみたいです。 夜も遅くになったので、寝ることになりました。 私の寝巻きはお兄ちゃんのカッターシャツです。 子供のころからずっとずっと、お兄ちゃんのおさがりを着ているんですよ。それらを着ていると、 まるでお兄ちゃんに包まれているような気分になれるんです。でもやっぱり本物のお兄ちゃんの 身体が一番好きなので、寝ようとしていたお兄ちゃんのお布団に潜り込んでしまいました。 118 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 18 05 ID H/8YPaTB お兄ちゃんはやれやれって顔をしましたが、やがて「しょうがないな」と認めてくれました。 お兄ちゃんのお古を着て、お兄ちゃんのお布団に包まれて、お兄ちゃんと寝るんです。 きっと私は、世界一幸せな女の子なんだと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 雨はすでに止んでいた。 陽光は明るく、碧空には雲ひとつない。庭の草花が湿っていないところを見ると、夜のうちに 晴れたのだろう。 6時半。僕の起床する時間だ。ある程度の身支度を整えてキッチンへ向かう。途中からトントンと 小気味良い音がした。 「おはよう、理理」 「おはよう、お兄ちゃん。もう少しで出来るから、待ってってね」 制服姿にエプロンをした妹が振り返る。朝食を作っているところらしい。 「今日は味噌汁か。良い匂いだな」 「ここのところ、お吸物が続いたから、変えてみようかなって」 はにかむように笑う。妹は笑顔も穏やかなものが多い。 身体を戻してみつばを切る。どうやら味噌汁は豆腐となめこの模様。 着席して暫く待つと、あいも変わらず気合の入った和食が並ぶ。 「お兄ちゃん、ちょっと待ってね」 御椀に盛り付けた味噌汁を僕の前に置いた理理は、5センチ程度の小瓶を取り出す。 「いつものやつか」 「うん。隠し味」 微笑して、瓶の中の液体を混ぜ込んでゆく。 理理はこうして、僕の食べるものに『何か』を混ぜるときがある。自分のご飯には決して混ぜず、 僕にだけ“それ”を食べさせる。瓶は何種類かあるようだが、中身はいずれも不明である。 いつもは素直で僕に隠し事をしない妹も、小瓶の正体については教えてくれない。唯、小瓶の 混ぜられた品を食べると、理理はとても嬉しそうにする。 二人で『いただきます』をして、食べ始める。身内びいきかもしれないが、本当に美味い。 「今日のお勧めは、玉子焼きだよ」 「ふうん、どれどれ」 ほうれん草の玉子焼きを口に放り込む。 「うん。美味しいな、少ししょっぱいけど」 「え、しょっぱかった?ごめんねお兄ちゃん、ちょっと入れすぎちゃったみたいだね」 「ん?ああ、塩か」 僕が問うと、理理は答えずに笑った。妙に嬉しそうだ。 食事を終える。後片付けをしながら「今日もいっぱい『食べてくれた』ね」と理理は満足そうに云う。 その後、僕の髪にブラシをかけ、ネクタイを結びなおす。よくもまあ自分以外の人間の準備など嬉々 として出来るものだ。嬉しいが複雑だ。 「理理はさ」 「うん。なあに、お兄ちゃん」 兄貴の身なりを整えながら笑顔で僕を覗き込む。 「いや、何でもない」 兄貴離れしたほうが良い、そう云おうとして口を噤んだ。 (云ったら多分、泣くからなぁ) 時を経れば、自然と離れて行くだろうか?高校一年になっても今だベッタリな妹の姿を見て、 少し不安に思う。 「ふふっ。ヘンなお兄ちゃん」 ニコニコと笑う。理理は本当に楽しそうだ。 (こういうこともしなくて良いと云ったら、やっぱり泣くだろうな) 「はい、おしまい。うん、お兄ちゃん今日も素敵だよ?」 僕を整え終わった理理は満足そうに兄を見る。こころなしか顔が赤い。 「そうか。ありがとう。お前は今日も可愛いぞ」 頬を撫でてやる。理理は耳まで赤くして俯いた。兄貴相手だというのに、純な奴だ。 連れ立って家を出る。理理は度々僕を見上げていた。いつもと少し様子が違う。普段の妹は ちらちらと見るのではなく、ずっと見上げているのだから。 「理理」 「なあに、お兄ちゃん?」 119 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 19 17 ID H/8YPaTB 「なにか俺に云いたいことがあるのか?」 「わ、わかる、の?」 「何年兄貴やってると思ってる?」 「嬉しい、な。やっぱりお兄ちゃんは私のことを見てくれてる・・・」 心底より嬉しそうな顔をする。うっとりと表現したほうが正しいだろうか。 「それで」と聞くと、何度か目を伏せ、躊躇いがちに云う。 「あ、あの、ね」 「うん」 「その、今度のお休みの日に・・・・おにぃちゃん・・・と・・・・デ、デー・・・・お、お出かけ、 したいなって・・・」 「外出ねぇ・・・」 そうきたか。インドアな妹にしては珍しいおねだりだ。 (もしかして、昨日聖理と出かけたからか?) 小柄な血縁を見おろす。期待半分恐怖半分で僕を窺っている。 「まあ、たまにはそれも良いか」 「ほ、本当・・・・!?」 「ああ。こんなことで嘘は吐かないよ」 妹の頭に掌を乗せる。理理は何度も「ありがとう、ありがとう」と云っていた。 そんなに嬉しいものだろうか?僕はまた少し複雑になる。 兄離れさせる――そう考えると断ったほうが良かったろうか? (いや) 邪険に扱うことが兄離れさせることとイコールではない。 僕は首を振った。 放課後になる。 いつもはなるたけ理理と一緒にかえるのだが、時間割が異なるときはその限りではない。 妹は7,80分待ってでも一緒に帰りたがるが、僕がそれを許さなかった。 買い物やら掃除やら、その時間で出来ることは多い。なによりいつも僕と帰ってばかりでは、 妹の環境にも広がりがなくなるだろう。 今日は僕が遅くなる。だから妹はすでに帰宅しているはずだ。 HRが終わり、帰り支度をしていると、先に教室を出たクラスメイトが駆け込んできた。 「お、おい、月ヶ瀬!」 「ん?」 息を切らす級友。彼は僕の肩を掴んだ。 「お、お前、か、彼女いたのか!!!」 「は?」 首を傾げる。何を云い出すのだろうこの男は。僕にはそんなものは居ない。 こいつが大きな声で問いただしたものだから、まだ残っていたクラスメイトたちがざわめき始める。 「なんだよ、やっぱ彼女居たのか」 「えーショックぅ~、月ヶ瀬くん彼女もちかー」 「何だ何だ、“撃墜王”は撃墜されてたのかYO」 口々に勝手なことを云いやがる。僕は駆け込んできた級友をじろりと睨んだ。 「いきなり駆け込んできて、なんだそれは?あと手を離せ」 「いや、だって、今外に、超可愛い娘がいて、お前を待ってるって」 「よくわからないが、俺は今日待ち合わせなんかしてないぞ?あと手を離せ」 やりとりを聞いてるギャラリーたちがまたざわざわ。 「なんだよ~、しらばっくれてんのかー?」 「いや、彼女じゃなくてコクりに来たのかもよ?」 「つまりまた撃墜されるのか」 うるさいなあ。僕は溜息を吐く。 「外に居るってことは、この学校の娘じゃないってことか?」 めんどくさそうに聞いてみる。彼は頷いた。 「ああ、違うね!それがなんと聞いて驚け!その娘の着てる制服は、あの光陰館(こういんかん) のものだ!!」 おお~!と、教室が唸る。 光陰館と云えば、この辺りでも有名な名門私立である。従妹の聖理も通っているところで、 清楚で可憐な制服が可愛いともっぱらの噂だ。近隣の高校の間では光陰館はステータスであり ブランドでもあった。 (もしかして) 僕は鞄を掴んだ。 120 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 20 41 ID H/8YPaTB 「なあ、その娘、もしかしてちっちゃいか?」 「おお、ちっちゃいぞ。こうぎゅ~って、抱きしめたくなるくらいに。でもおっきいぞ。 いや、なにが大きいなんて、そんなこと云わせんなよ」 勝手に照れている。 「間違いないな」 僕は呟く。 「なあ、あの娘お前の何なんだ?マジで可愛いんだが。理理ちゃんとタメ張れるくらいの容姿だぞ?」 その言葉にもう一度教室がおお~!と唸る。 「おいおいマジかよ、理理ちゃんクラスの娘なんて、テレビの中でも見たことないぞ」 「みてえな、見に行くか。よし、行って来る」 教室の中がうるさい。僕は級友を押しのけて校門へ向かった。 「メールは別にきてなかったんだがな・・・」 校門には人だかりが出来ていた。可愛いとか、綺麗だ、とか大きいとか小さいとか、色々な呟きが 耳に入る。光陰館、光陰館、と囀る人並みを抜けて校門へ。 そこには大きなツリ目の、とんでもなく可愛い少女が佇んでいた。 「聖理」 「にいさん」 呼びかけるのと、駆け寄ってくるのはほぼ同時だった。名門私立の制服を着たちいさな身体が 僕の腕の中に納まる。 「逢いたかったよぉ、にぃさぁん」 僕の体をぎゅうぎゅうと抱きしめる。こんなところではまずいだろうに。 周りがざわめく。 「うわー、月ヶ瀬のかよー」 「にいさんとか云ってたぞ?」 「光陰館だ、お嬢様だ」 「バカップル死ね。氏ねじゃなくて死ね」 雑音がうるさい。 「聖理、ちょっと移動しよう、ここは良くない」 慌てて云う。従妹はうんと笑って腕を絡める。周囲の視線がまた痛い。 僕は聖理を引っ張るようにしてその場を離れた。 多分そのときの僕は、酷く情けない顔をしていたことだろう。 駅前の大通りから少し離れた小さな通りにその喫茶店はある。 『Silurian Period』と云うのが正式な屋号だが、シルル紀と呼ばれることのほうが多い。 店内は一面硝子張り――いや、水槽張りと云うべきか。ともかく、来客者を囲むように 魚が泳いでいる。熱帯魚や観賞魚ではなく『甲冑魚』が。 デヴォン紀末に滅んだはずの古代魚が壁代わりの水槽の中で泳ぐ。 淡水性甲冑魚も海水性甲冑魚もいっしょくただ。肉食性とそうでないものも混泳している。 ペーハーの管理や捕食・共食いはどう防いでいるのだろう? 気にするときりがないが、その点に目をつぶればとても感じの良い店で、知る人ぞ知る隠れた名店 となっている。ただし、値段はちょっと高い。 その店で、聖理は紅茶を、僕は焙じ茶を飲んでいる。四人がけの席だが、聖理は向かいに座らず 真横に陣取り僕にすりついている。 「で、今日はどうしたんだ?」 お茶を啜りながら尋ねる。聖理もそうそう僕に逢いにはこれないはずだが。 「うん。今日ね」 身体を密着させる。 「一日中、ぽーっとしてたの」 「ぼーっと?授業中もか?」 「うん。頭に入らなかった」 「おいおい、大丈夫なのかそんなんで。お前の所、学力の低下に厳しいだろう?」 「それは大丈夫。一日分くらいはどうってことないから」 そういえばこいつは成績優秀だったな。 「でね、昨日からずうっと、にいさんのことばかり考えてたの」 「俺?」 「うん。にいさん。聖理の、にいさんのこと」 どこか潤んだ瞳で僕を見上げる。頬が蒸気している。 121 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 22 27 ID H/8YPaTB 「にいさんのことばかり考えて、全然眠れなかった。学校でもそう。ずっとずっと、にいさんのこと 想ってたの。それで、気づいたらあそこに立ってた」 「なんでそこまで・・・」 「なんで?にいさんのせいだよ?」 潤んだ瞳のまま、僕の体を掴む。顔と顔が近い。 「にいさんが聖理に『あんなこと』するから、聖理、にいさんのことしか考えられなくなっちゃった んだよ・・・」 うっとりとした顔で、自らの頬を撫でる。そこは昨日、僕がキスをした場所だった。 「聖理ね、わかったの。やっぱりにいさんは聖理を愛してくれているって。昨日だって、 帰りたくないのに帰って行ったんだって。だって、にいさん抱きしめてくれたもん。キス、 してくれたもん」 聖理の云うことに間違いはない。一人にして帰るのは気が引けたし、聖理のことは大事だ。 抱き寄せて頬にキスしたのも事実。 ――なのに。 なのになんでだろう。何か彼女の表現には違和感がある。いや、僕との間に齟齬がる。そんな感じ がする。 「にいさん」 身体を押し付ける。従妹の胸が形を変えた。 「おい、くっつきすぎだ」 すりついてくるのはいつものことだが、それすらも別種のもののような違和感がある。 「いいでしょう?だって、聖理とにいさんは好きあっているんだもの」 「それはそうだけど」 「聖理のにいさん・・・聖理だけのにいさん・・・」 周りに人が居ないからか、それとも僕しか見えていないからか。聖理は無邪気さの感じられない 甘え方をしてくる。 その時ケータイが鳴った。メールを着信したらしい。 『良い蛸が安く買えました。今日はお兄ちゃんの好きな酢の物を作ります』 妹からだ。 「コトリ?」 「ん?ああ」 聖理がケータイを覗き込んだ。 「ふうん。こんなことまで態々にいさんにメールしてくるんだ」 無機質に云う。 やっぱり今日の従妹は雰囲気が違う。 「にいさん、今日はうちに来てくれないんでしょう?」 「ん。まあ流石に、二日連続は無理だよ」 泣くかな?そう思って従妹を見る。聖理は不適に笑っていた。 「そう。じゃあ我慢してあげる。そのかわり・・・・わかっているでしょう?」 「え?」 ギュッと僕を抱きしめて顔を近づける。 「昨日みたいに、聖理を我慢させて?」 甘やかなメゾソプラノが耳朶を這う。 昨日のように。それはキスのことだろうか。 「あれはそう何度も何度もやる類のものじゃないだろう?」 「だめだよ」 聖理は首を振る。 「あんなに甘美な餌を聖理に食べさせたのは、にいさんなんだよ?そのせいで聖理はもう、 あれじゃなきゃ我慢できなくなったの。にいさんからやったことなんだから、責任をとって あの餌を与え続けなければいけないの」 「でも」 「はやく」 有無を云わせぬ迫力だった。僕は仕方なく聖理の柔らかい頬に口付けする。 「ん・・・・。ほっぺ・・・」 満足そうに笑う。 「にいさんも聖理と離れるのは寂しいでしょう?だから」 頬にキスされる。いや、舐められたのだろうか。 「愛してるよ・・・にいさん」 耳元で囁く。聖理は何かが変わってしまったのだろうか。 僕は口を開くことが出来なかった。 122 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 23 34 ID H/8YPaTB 日曜日。 僕は約束通り理理と遊びに出かけた。 朝食を済ませ、午前中から家を出る。 妹は自分から誘ったのに希望する場所は特になかったようだ。その結果、僕があちこちに 連れ回すこととなった。駅前の店を覘き、買い物をする。昼食を摂って、午後は海の見える 大きな公園を散歩した。 理理は終始笑顔で僕についてきた。とにもかくにも僕と出掛けられればそれで良かったようだ。 「こんなんで楽しいのか?」 「うん。凄く幸せ」 満面の笑み。真っ直ぐすぎて直視できない。 「・・・そうか」 海に面した遊歩道を歩き出す。 「お、お兄ちゃん」 妹に呼び止められる。 「ん?」 「その、手を、繋いでも・・・良い?」 顔を真っ赤にし、控えめに僕を見る。この娘は基本的に傍にあっても触れてくることがない。 よほど恥ずかしいのだろうか。俯いたまま動かない。 僕は無言で手を取った。 「あ・・・」 妹は驚いたように身体を震わせ。消え入るほど小さな声で「ありがとう」と手を握り返す。 ちいさくすべすべとした理理の手から伝わる暖かさは、幸せと呼んでも良いものだろうか。 穏やかに手を繋いだまま、道を歩いた。 「たまにはこういうのも良いかもな」 「本当?じゃあ、また一緒にお出かけしてくれる?」 「ん・・・。たまに、ならな」 妹が繋いだ手を強く握り締めた。 暫く無言で道を行く。すると、遊歩道の傍の芝生に露店がみえた。食べ物の屋台ではなく アクセサリーを販売しているらしい。 「お兄ちゃん」 理理が僕を見上げる。 「見たいのか?」 「うん」 妹は頷いた。理理は基本的にアクセサリーを身につけることはない。唯、小物の類は好きなようで 部屋にはそういったものが飾り付けられている。そういえばブローチやコサージュも買うことだけは 好きだった。 店にいるのは外国人ではなく日本人だった。いつも思うのだがこういうお店は採算採れるんだろうか? 「いらっしゃい」 愛想の良い店員に会釈して、品を見る。値段の割には質が良さそうだ。 理理は商品をじっと見つめている。何か気に入ったのがあるのだろうか? 「お兄ちゃん」 「どうした?欲しいものでもあったか」 尋ねると、耳まで真っ赤にして僕を引っ張って行く。 「あのね、お兄ちゃん。・・・・お願いがあるの」 「買って欲しいものでもあったか?」 コクリと頷く。 「えと、ね。買って欲しいものもあるんだけど、それだけじゃないの」 そう云って指をもじもじ。 「私が・・・お兄ちゃんにも買ってあげたいな、って・・・」 不思議な提案だ。交換ということなのだろうか? 123 名前:籠の中 ◆UHh3YBA8aM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02 24 59 ID H/8YPaTB それは構わないけど」 「本当?」 赤い顔で見上げる。 「ああ、たいした出費じゃなさそうだしな」 「ありがとう」 そう云って露店のほうへ駆けて行く。店員と何か話し込んでいるようだ。 妹が手招きをする。 近づいていくと店員は何かを包んでいた。 「ほいよ、にいちゃん。彼女と仲良くな」 紙の包みを渡される。中身はなんだろうか。わからないが、とりあえず僕は理理の分を。理理は 僕の分の代金を払った。 「いこう、お兄ちゃん」 彼女といわれたのが恥ずかしかったのか、理理は僕を引っ張ってその場を離れる。 周囲に人の居ない遊歩道まで来て、僕は妹に聞いた。 「なあ理理、中身なんだ?」 「・・・・アクセサリー」 「いや、それはそうだろう。俺は種類を聞いたんだけど」 「うん・・・」 妹は俯く。 「えと」 僕に向く。 「このアクセサリー、ずっと身につけていて欲しいの?だめ?」 「ずっと?」 「うん。寝るときも、お風呂に入るときも、ずっと・・・・・」 真剣な目だ。よほどの願いなのだろう。 「・・・・わかった」 「ほ、本当!?良かった・・・」 理理は涙まで浮かべて喜んだ。 「そんなに嬉しいものなのか?」 包みを開ける。 そこにはシンプルなデザインの――ペアの指輪が光っていた。
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363 俺と香苗とキモウトのバースデイ sage 2008/03/23(日) 03 07 25 ID Ax4jhXDi 珍しく机に向かって勉強していたら、部屋の扉がノックされた。 「お兄ちゃん、入ってもいい?」 いいぞ、と答えると、とっておきの悪戯をする直前のような笑みを浮かべて、妹の純子 が部屋に入ってきた。後ろ手に何かを隠している。純子は俺の眼前に立った。 「お兄ちゃん、プレゼントフォーユー!」 純子が綺麗にラッピングされた包みを両手で差し出してくる。俺は無言でそれを受け取 り、満面の笑みを浮かべた妹の顔をしげしげと見つめる。 「なんだこりゃ」 「だから、プレゼント」 「プレゼントって、なんかあったっけ?」 俺の記憶では、向こう一ヶ月ほど、俺がプレゼントを渡されるようなイベントは一つも ないはずだ。誕生日でもないし、バレンタインデーやらホワイトデーやらもとっくに終 わっているし。そう思っていると、純子は手で口許を隠し、少し頬を染めて意味ありげな 視線を送ってきた。 「ほら、来週わたしの誕生日だから」 「そりゃ知ってるが」 確かに、来週の日曜は純子の誕生日だ。そろそろ何をプレゼントするか考えておかない といけないな、と思っていたから、もちろん忘れてはいない。 「でもお前、それだったら逆だろ。お前はプレゼントされる側であって、する側じゃない」 「その辺はね、その包みの中を見てもらえれば分かるよ」 期待に輝く純子の瞳に後押しされるようにして、俺は出来る限り丁寧に包みを解く。中 から、綺麗に畳まれたセーターが出てきた。厚手の毛糸で編まれているらしく、いかにも 温かそうな一品だ。 「ごめんね、編むのに時間がかかっちゃって、ちょっと時期外れになっちゃったんだけど」 「それは別にいいけどさ。まだちょっと寒いし」 俺はセーターを広げて、上から下までじっくりと眺めた。 「なんでこれが、さっきの疑問の答えになるんだ?」 「うん、つまりね」 純子は少し俯き、もじもじと両手の指を絡ませながら恥ずかしそうに言う。 「わたしの誕生日にこれを着ててほしいなー、なんて」 「ああ、そういうことか」 「うん、そういうこと」 微笑む純子の前で、しかし俺は警戒を緩めずにセーターをチェックする。 (衣類だから、食い物とかよりはいくらか安全だろうが) 少なくとも媚薬とかの類は入っていないだろう。だがまだ安心は出来ない。俺が入念に セーターをチェックしていると、純子は悩ましげに太股の辺りを擦り合わせ始めた。 「やだお兄ちゃん、そんなに見られちゃ恥ずかしくてイッちゃうよ」 「イくな馬鹿。それで」 ついに脇腹の辺りから何か黒いものがはみ出しているのを発見した俺は、ある種の予感 を抱きながら純子に問いかけた。 「今回は、何を仕込んだんだ?」 「それはね、溢れ出さんばかりのお兄ちゃんへの愛情と欲情と」 笑顔で人差し指を立てる。 「わたしが昨日抜き取ったばかりの陰毛」 「返す」 純子の笑顔にセーターを押し付ける。 「ひどいよお兄ちゃん!」 「ひどいのはお前だ! 実の兄になんてもの着せようとしてんだお前は!?」 「一生懸命編んだのに!」 「普通に編むだけにしとけ。そして込めるのはせめて愛情だけにしてくれ」 「え、それは遠まわしなOKと受け取ってもいいの?」 馬鹿がまた調子に乗り始めた。かすかに息を弾ませ、濡れた瞳でこちらを見つめてくる。 俺は椅子に座ったまま後ろに下がろうとしたが、机があるので無理だった。そんな俺を見 て、純子はいやらしい笑みを浮かべながら、飛び掛る直前の熊のように両腕を上げる。頼 むから指をわきわきと蠢かせるのはやめてほしい。ついでに嫁入り前の娘だという自覚を 持ってほしい。 364 俺と香苗とキモウトのバースデイ sage 2008/03/23(日) 03 08 01 ID Ax4jhXDi 「落ち着け純子」 「わたしは極めて限りなく冷静だよお兄ちゃん」 「だったら今すぐ回れ右して俺の部屋から出て行ってくれ」 「ごめんもう辛抱たまんないッス自分」 「全然冷静じゃないし」 「お兄ちゃーん!」 純子がグッと膝を曲げる。飛びかかる予備動作だ。仕方がないので蹴って迎撃しようと 身構える俺の横で、唐突に部屋の窓が開いた。 「ハァイ、浩二! 元気ぃ?」 馬鹿に明るい能天気な声が響き渡る。ぎょっとして俺が横を見ると、開け放たれた窓か ら長い黒髪の美人さんが入ってきたところだった。隣の家に済んでいる香苗だ。 「って言うかお前、ここ二階で、しかも窓鍵かけてたはずなんだけど」 「開けた」 「どうやって……いや説明しなくてもいい、いろいろ怖いから」 「そう。ところで」 香苗はきょとんとした顔で首を傾げた。さらさら流れる黒髪が実に美しい。 「なんか、取り込み中だった?」 「その通りだよ糞アマァ!!」 憤怒の形相を浮かべた純子が、いつの間にか手に持っていた包丁を香苗に向かって突き 出した。いつものことながらどこに持っていたのかは分からない。香苗の方は特に慌てる こともなく、突き出された包丁の切っ先を二本の指でつかみ取った。苦笑気味にぺろっと 舌を出してみせる。 「あー、そうだったかー。ごめんね純ちゃん」 「謝るんならさっさと出てけ! っつーかどこから入ってきてんだテメー、窓からお兄 ちゃんの部屋に侵入していいのはわたしだけなんだよ!」 「お前にそんな許可をやった覚えはない!」 俺の突っ込みはいつものことながら無視される。香苗は「んー」と唇に人差し指を当て て、思い出すように呟いた。 「でもさー、隣の家に住んでる幼馴染って、窓から入ってくるものじゃない?」 「どこの世界の常識だそれは」 呆れる俺の前で、純子が獰猛な唸り声を上げた。 「非常識なビッチだぜ! 大体テメー、お兄ちゃんの部屋に窓から入ってきて何をするつ もりなんだよ、えぇ?」 「それはもちろん」 香苗は空いている手を頬に添えて、恥ずかしげに身をくねらせた。 「朝起こしてあげたりとか、添い寝してあげたりとか、元気だったら沈めるために○×△」 「変態、変態がいるよお兄ちゃん!」 「どの口が言ってんだ馬鹿」 俺は少々動揺しながらおざなりに突っ込みをいれた。怒る純子の向こうから、どことな く切ない視線を送ってくる香苗を見ていると、なんだか胸がドキドキしてしまう。 「あー、お兄ちゃんが興奮してる!」 「してねえよ馬鹿!」 「やだもう浩二ったら、頼めばいつでもしてあげるよ? 一回一万円で」 「金取るのかよ!? しかも高ぇよ!」 「風俗よりは安いよ」 「なんでそれをお前が知っているんだと小一時間問い詰めたい」 屈託のない笑みを浮かべる香苗に溜息をつく俺の前で、突然純子が馬鹿笑いを上げた。 「ついに馬脚を表したねこの泥棒猫! ほーらお兄ちゃん、この女に愛情なんて欠片もな いんだよ! お兄ちゃんの体が目当てだったんだよ!」 「日常的に繰り広げられているお前の変態的行為と、どこがどう違うんだか聞いてみたい んだが」 「やだなあお兄ちゃんったら、わたしはちゃんと、お兄ちゃんの心も堕としたいと思って るんだよ? 金目当てとか、そういう不純な動機じゃないの! 愛なのよこれは!」 「それは愛じゃなくて欲望というんだ」 「愛と肉欲の日々!」 「黙れ馬鹿」 いい加減頭が痛くなってきたので、俺はこの馬鹿なやり取りをにこにこと機嫌良さそう に見守っている香苗に、手短に頼んだ。 「そろそろ黙らせてくれ」 「りょうかーい」 365 俺と香苗とキモウトのバースデイ sage 2008/03/23(日) 03 08 45 ID Ax4jhXDi 目視できないほどの速さで香苗が動く……と思ったときには、既に彼女の細い腕が純子 を締め落としているところだった。どことなく恍惚とした表情で、純子が難なく気を失う。 「最近落ちやすくなってきたねー純ちゃん」 「そりゃ、ほぼ毎日似たようなことを繰り返してりゃあな」 ぼやく俺の前で、香苗はそっと純子の体を抱え上げて、傍らのベッドに移した。 「んふ。お兄ちゃんの臭い……」 気絶状態だというのに寝言を言いながら、純子が涎を垂らして俺の枕に顔を埋める。後 で枕カバーを変えなくちゃならん、と心に決めながら、俺は香苗に向かって片手を上げた。 「いつものことながらすまんな」 「別にいいよ? わたしも楽しんでやってるんだし」 純子が編んだセーターを手に取りつつ、香苗がベッドの縁に腰掛ける。それから、わず かに咎めるような、困ったような顔でこちらを見た。 「でも、女の子のお腹を蹴ろうとするのはよくないと思うな」 「なんだ、見てたのかよ」 「見てたからあのタイミングで入ってきたの。あのままじゃ純ちゃん確実に飛び掛かって、 浩二に空中でお腹蹴られてたと思うし」 「まあ、あの場合はそうでもしないとこの馬鹿を引き離せそうになかったからな。ああで も、一応言っておくと手加減はする気だった……って言い訳にならんか」 溜息をつく俺の前で、香苗はくすくすとおかしそうに笑った。 「優しいねえ。わたしもね、浩二のそういうところ好きよ」 「やめろよ、照れるだろ」 おそらく赤くなっているであろう俺の顔を、香苗は見ていなかった。手に持ったセー ターの表面から、凄まじい速さで何かを抜き取っている。その作業は数秒後に終わった。 「でーきたっと。はい、どうぞ浩二」 片手で俺にセーターを差し出してくる。もう片方の手は、何かを隠すように握り締めら れていた。俺はセーターを受け取りながら問いかける。 「何本ぐらい入ってた?」 「んーと、100本超えてたかなー」 「そんなにか!?」 「かなり念入りに隠されてたからねー。一本見つけられたのは運が良かったんじゃない? 今回はずいぶん張り切ったね、純ちゃん。多分今つるつるなんじゃないかな」 「やめてくれ、つい想像しそうになっちまう」 げんなりしつつ、俺はセーターを受け取った。陰毛が抜き取られた今なら、まあある程 度は着るのに抵抗がなくなったといえる。 無言で立ち上がり、押入れを引きあけて、布団の奥に隠されたカラーボックスを取り出 す。蓋を開けると、中には種類様々な品々がきちんと整理されてしまわれていた。本当に いろいろなものがある。人形やら絵やら小瓶に入った謎の液体やら。その中に、丁寧に畳 んだセーターを押し込む俺を見て、香苗が楽しそうに笑った。 「純ちゃんからのプレゼント、ずいぶんたまってきたねえ」 「ああ。ったく、参るよな。飾っとくとこの馬鹿が調子に乗るし、だからって捨てるのも 忍びないし」 「やっぱり」 「あん?」 何か含みのある声に振り向くと、香苗は機嫌良さそうに微笑んでこちらを見つめていた。 「浩二ってさ、あれだよね。ツンデレってやつ」 「なに馬鹿なこと言ってんだ、ったく」 俺はまた押入れの方を向いて、カラーボックスを布団の奥に押し込んだ。多分、またも 赤くなっているであろう顔を香苗に見られるのは、なんとなく癪だった。 ちなみに一週間後の誕生日、俺はあのセーターを着て純子の誕生日を祝ってやった。 陰毛を抜き取ったことは説明してあったが、それでも妹は幸せそうだったので、まあ結 果オーライといえるだろう。 その夜、「誕生日にお兄ちゃんの精液ちょうだーい!」だのと言って部屋に侵入してき た純子が、たまたま天井裏に潜んでいた香苗にいつも通り撃退されたのは言うまでもない。
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▼● Save My Sister 依頼者: ボーディン(Baudin) / ジュノ上層・民家 依頼内容: 悪霊が取り憑いた姉を助けてほしい。 ジュノ上層 / 教会 Mailloquetat ここは女神を祀った 聖堂です。あなたも女神に祈り、 日々の罪を清めるがよろしい。 Albrecht あぁ、神父様……。 Albrecht あれから一向に回復の兆しは見えません。 わたしはどうすればいいのでしょう。 Mailloquetat おぉ、アルブレヒト……。 お前の純真な祈りは必ずや神の御心に届く ことでしょう……。 Mailloquetat 祈りなさい。 祈ることですべては許されるのです……。 Albrecht は、はい……。 Albrecht あぁ、神様……! どうか我々をお助けください……。 わたしにはもう祈ることしかできません。 Mailloquetat あなたも あの信心深き者のように祈るがよい。 Mailloquetat そうすればきっと神は あなたを守ってくれることでしょう。 Alista お兄ちゃん……。 Mailloquetat あなたも あの信心深き者のように祈るがよい。 ジュノ上層 / 民家 Baudin ねぇ、何か分かった? 選択肢:姉の病気について何か分かったか? 実は…… Baudin ううん、いいよ。気持ちは分かるけど 顔を見れば分かるって。 いや全然 Baudin そう、やっぱり……。 でも気にしててくれてありがとう。 Albrecht やぁ、ボーディン。 オーディアの具合はどうだい? Baudin ずっとあの調子だよ、アルブレヒト さん……。 Albrecht そうか……。 でも大丈夫。僕が毎日祈りを捧げてるから よくなるはずだよ……。 Baudin うそだっ、姉ちゃんは治らないよ! Albrecht 何を言ってるんだ、ボーディン……? Baudin 姉ちゃんは呪われるようなことなんて してないもん! 何か心あたりとかないの? そんなんじゃ、姉ちゃんはいつまでもあのまま だよっ! Albrecht 今日のボーディンはどうかしてるな……。 また出直すとするよ。今度来る時までに 機嫌をなおしといてくれ。 Alista ボーディン、何かあったの? 兄さん、ひどく考え込んでてあたしのことに 気づいてくれなかったわ……。 Baudin いや、何でもないよ。 Alista ……そう、何もなかったならいいんだけど。 で、お姉ちゃんの調子はどう? Baudin うん、ありがと……。でも、あんまりよく ならないんだ。ねぇアリスタ、姉ちゃんと ピクニックに行ったとき、ほんとに変わったこと なかった? Alista い、いえ、別に変わったことなんて。 Alista あたし、きっと今によくなると思うわ……。 Baudin そうだといいんだけど。 Alista じゃあね、元気出して! Alista 絶対だよ! Baudin ……。 もうおいらどうしていいんだか……。 Baudin もし姉ちゃんを治す方法が 分かったら、教えておくれ。 おいら、どうしていいか分かんないよ。 ル・ルデの庭 通常時 +... Neraf-Najiruf この仕事をしていると 時々信じられない出来事に遭遇したりする。 前にエルディーム古墳で新米が呪われちまった 時なんかは、本当にどうしようか困ったものだ。 Adolie もしかすると、現在我々の想像が 及ばないような出来事が進行しているのかも しれないな。 Neraf-Najiruf エルディーム古墳で悪霊に 呪われちまうことがあるんだ。前に一緒に入った 新米がやられちまって……。生肉を食べたがるわ、 暴れるわでそりゃ大変だったな、あん時は。 Neraf-Najiruf で、いろいろ考えたんだが、 エルディーム古墳の石造りの部屋に 燭台があるだろ? 悪霊はあの火を嫌うらしい。 Neraf-Najiruf だからあの火をランタンにつけて 持ってきたらなんとか助けることが出来たんだ。 Adolie うむ……。だが、悪霊の種類によっては あの火を好むのもいると聞いたぞ。その場合 火を持ってくるのは逆効果だな。 Neraf-Najiruf じゃあ、あの時は運が よかったんだな。他に方法も分からなかったし、 オレに出来ることはあれぐらいだったからな。 Neraf-Najiruf もし必要だったらその時使った ランタンを貸してやるが、どうだい? 選択肢:ランタンを借りようか? 今はやめておく Neraf-Najiruf そうか、必要ならいつでも 貸してやるから言ってくれ。 借りる Neraf-Najiruf とりあえずランタンに火をつけて 持ってきてみることだな。どうせ他に方法も 分からないんだし。 Adolie 確かあそこには燭台が4つあって 定められた順番につけていかなければ ならなかったような気がするが……。 Neraf-Najiruf そうだそうだ、順番があって 手こずった覚えがある。けど、その順番は 忘れちまったな。まぁ、行けば何とかなるさ。 だいじなもの ジュノ親衛隊のランタンを手にいれた! ジュノ親衛隊のランタン ジュノの親衛隊員から借りたランタン。 火は消えている。 エルディーム古墳の石造りの部屋にある 4つの燭台から火をつけると 悪霊を退散できるらしい。 Neraf-Najiruf とりあえずランタンに火をつけて 持ってきてみることだな。どうせ他に方法も 分からないんだし。 Neraf-Najiruf エルディーム古墳にはいくつか 燭台があるが、石造りの部屋にあるやつだからな。 洞窟にある燭台はまた別の効果があるらしいから 間違えるなよ。 Adolie もしどの悪霊が取り憑いて いるのか分かれば確実な対処方法も 分かるんだろうが……。いちかばちか、だな。 ジュノ上層 Baudin え、それで姉ちゃんが 治るかもしれないの? エルディーム古墳は すごい危ないところだから気をつけてね! おいら、無事をお祈りしてるよ。 エルディーム古墳 (Brazierを調べる) 選択肢:ジュノ親衛隊のランタンに火をつけようか? つける つけない(キャンセル) かすかだがジュノ親衛隊のランタンに 火がついたようだ。だがこれでは効力はないだろう。 (Brazierを調べる) 選択肢:ジュノ親衛隊のランタンに火をつけようか? つける つけない(キャンセル) さきほどよりジュノ親衛隊のランタンの火が強まったようだ。 (Brazierを調べる) 選択肢:ジュノ親衛隊のランタンに火をつけようか? つける つけない(キャンセル) さきほどよりジュノ親衛隊のランタンの火が強まったようだ。 (Brazierを調べる) 選択肢:ジュノ親衛隊のランタンに火をつけようか? つける つけない(キャンセル) ジュノ親衛隊のランタンに火がついた! だいじなもの ジュノ親衛隊のランタンを手にいれた! ジュノ親衛隊のランタン ジュノの親衛隊員から借りたランタン。 火がついている。 悪霊を退散できるらしい。 最初に順番を間違えた場合 +... (Brazierを調べる) 選択肢:ジュノ親衛隊のランタンに火をつけようか? つける つけない(キャンセル) なぜかジュノ親衛隊のランタンに火がつかない……。 途中で順番を間違えた場合 +... (Brazierを調べる) 選択肢:ジュノ親衛隊のランタンに火をつけようか? つける つけない(キャンセル) 不思議なことにジュノ親衛隊のランタンの火が消えてしまった……。 (Brazierを調べる) 燭台に灯がついている。 ジュノ上層 Baudin えっ、これで姉ちゃんは治るかも しれないだって? ありがとう、はやくはやく! Baudin じゃあ早速……。 姉ちゃん、もうすぐ治してあげるからね! Albrecht 待つんだ、ボーディン! それじゃ治らない、むしろ悪化させてしまう。 Baudin アルブレヒトさん……? アリスタも……。 一体どうしてそんなことを知ってるのさ? Albrecht 妹が教えてくれたんだ……。 Alista ご、ごめんなさい……。 あたし、オーディアさんを治す方法を 知ってたの……。 Baudin えぇっ……、どういうこと? Alista グスッ、でもごめんなさい……。 あたし、お兄ちゃんをオーディアさんに 取られたくない、って……。 Alista 一緒にピクニックに行ったとき オーディアさんに悪霊が取り憑くところを 見たの……。だからどうやれば追い払えるか すぐに分かるはずだった……。 Alista グスッ、でもごめんなさい……。 あたし、お兄ちゃんをオーディアさんに 取られたくない、って……。 Alista あたし、ひとりぼっちになっちゃうって。 それでだまってたの……。 オーディアさんがあのままなら、 お兄ちゃんはあきらめるかと思った……。 Alista でも、それは違ってた。 お兄ちゃんはオーディアさんを本当に愛してた。 それがよく分かったの……。 Alista それに、ボーディンが悲しんでるのを これ以上見てられなくって……。 ホントにごめんなさい……。 Baudin ……。 Albrecht ボーディン、 僕からも謝る……、許してやってくれ。 アリスタもオーディアのことを 憎んで言わなかったわけじゃないんだ。 Baudin ……。 Albrecht ボーディン、 僕らを許してくれなくてもいい。 だけど、一刻も早くこれをオーディアに! Baudin これは……? 一体どうしたの? Albrecht これでアリスタが見たっていう悪霊を 追い払えるはずさ。モンスターどもがうろついてて ちょっと傷を負ったけど、こんなのオーディアの つらさに比べればたいしたことない……。 Baudin アルブレヒトさん、アリスタ……。 分かったよ。おいら、2人を信じるよ。 Baudin 姉ちゃん、アルブレヒトさんが 危ないところまで取りに行ってくれたんだ。 絶対治ってよ! Audia ウググッ……! 貴様ら、なぜこれを! グアァァァアアアア!!!!! Audia う、うぅん……。 Audia ハッ!? ここは一体……、わたしの家……だわ? わたし、どうしてたのかしら? Baudin 姉ちゃんっ! Audia ボーディン、どうして泣いてるの? 一体何があったの……? Albrecht あぁ、僕のかわいいオーディア……。 いいんだ、もういいんだよ……。 Audia みんな一体どうしちゃったの……? さっぱり分からないわ……。 Alista ごめんなさい、ホントにごめんなさい! Baudin アリスタ、 姉ちゃんとアルブレヒトさんが一緒になったって、 君はひとりぼっちになんかならないよ。 Alista えっ? Baudin おいらたちと一緒に暮らすんだろ? Alista そ、それじゃあ、許してくれるの? Baudin うん、おいらもアリスタの気持ち、 少し分かる気がするもん……。 Albrecht すまない、オーディア。 君をあんな目にあわせてしまって……。 Albrecht ボーディン……。 Albrecht そして見知らぬ方、本当にありがとう。 Albrecht 僕は恥ずかしいことに現実から逃げて いたようだ……。 Albrecht 神に祈る前にやらなければならない、 自分でも出来ることが絶対ある……。 そんな簡単なことも僕は忘れていた……。 Albrecht 自分が窮地に陥った時、 それでも自分が何かをしなくてはならない時……。 Albrecht そんな時、祈りを捧げることで 自分の中に少しばかりの勇気と希望がわいてくる。 自分が何もしないのでは、意味がないんだ……。 Albrecht これはオーディアのためにしてくれた ことへのお礼です。そして僕の目を覚まさせて くれたことに感謝しています。 ホーリーメイスを手にいれた! ホーリーメイス D24 隔300 追加効果 光ダメージ Lv43~ 戦白ナ 3000ギルを手にいれた! Albrecht ボーディン、これからは オーディアのことは僕に任せてくれないか……。 もう二度とこんなことがないように彼女は 僕が守る……! Baudin ……。 Albrecht ボーディン、お願いだ。この通りだから! Baudin ……うん、分かったよ。姉ちゃんと一緒に 幸せになっておくれよ。 Albrecht ありがとう、ボーディン……。 Albrecht オーディア……。 Audia アルブレヒト……。 称号:エクソシスト見習い Baudin おかげで姉ちゃんが元に戻ったよ、 どうもありがとう。 姉ちゃんのあんな笑顔、久しぶりに見たよ。 ヘヘッ……。 ル・ルデの庭 Neraf-Najiruf そうか、オレの方法では ダメだったか。ま、何にしろ治ってよかったな! Adolie ふむ、思った通りだ。 これはひとつ勉強になった。警備日誌にでも 書いておこう。 Adolie しかし、私が一番不思議なのは 彼があの背丈でどうやって燭台の火を ランタンにつけたか、だ。 ▲ ダボイ村の紋章 姉ちゃんを助けて ■関連項目 ジュノ上層 Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. 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477 名前:NPCさん :2005/08/31(水) 13 55 41 ID ??? 初心者プレイヤーが鳥取にいるんだけど、話の中心部に切り込んでいくのを 極端に避ける傾向があって、そのくせにその手の役回りのキャラ(探偵とか、 捜査官とか)をやりたがる…… 積極的に話に介入して行くべきポジションのPCが、情報収集もそこそこに逃げ 回ってばかりなので、話が前に進まない…… 532 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 11 07 44 ID ??? 477 初心者シーフに 「ここはこうするんYO!」 「手際悪いなぁ、聞き耳立てろよ」 「ええい、まどろっこしい!おれが聞き込みする!お前は死んでろ!」 「なんでドア開ける前にトラップ確認しねーんだよ。リアルで首つって来い!」 いらん技術指導したりでしゃばって出番奪ったりする自称ベテランのほうが 太刀が悪いと思う 536 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 11 55 51 ID ??? 「ここはこうしたほうがよろしいのでなくて?」 「貴方ったら随分と愚図でいらっしゃるのね、聞き耳くらいお立てになればよろしいのに」 「あら、なんとも手間のかかる手順をお踏みになるのね!ここはわたくしが引き受けますのことよ! でも、これが禍根を残すことになって、そのせいいずれでお亡くなりになることになるかも知れませんわね!」 「なぜ扉をお開けになる前に罠の有無を確認なされないのかしら。本当、わたくしでしたら 恥ずかしさのあまり、首をくくっているところでしたわ!」 542 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 18 09 52 ID ??? 「おい! 若造! ちょいとおめえさんにはこうして欲しいんだがよ!」 「おめえさん、確か耳が良かったよな。ちぃっとそこの扉で聞き耳してくれるとうれしいんだがなあ」 「おいおいおめえさん、まだまだ腕が悪いみてえだな。よし、俺がやってくる。おめえさんは俺のやる事を見ておけよ」 「若造ッッ! (ビンタする) あぶねえ真似を踏むんじゃねえッ! こういうドアでトラップを調べねえのは命取りだ…いいか。お前はまだわけえ。 無駄に命を急ぐもんじゃねえぜ」 と、ベテランロールをしてみるのはどうか。 546 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 19 58 29 ID ??? 「兄さん、そこはこうしておくれでないかい?」 「やれやれ、世話が焼けること。聞き耳でもしとくれよぅ」 「ああもう、見ちゃいられないねぇ。どら、あたいに任してごらんな」 「あンた、罠の確認くらいおしよ。え、なんでって……いちいち言わせないどくれよ、野暮天めッ」 エルフとかは長生きなんだから、姐さん女房タイプがいたっていいんじゃないか…… そう思います。 549 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 20 48 11 ID ??? 「ふむ、少々仕事を頼みたいのだが構わないかね?」 「おやおや、聞き耳もしないとはこれは勇敢な人もあったものだね?」 「ああすまない、今日は時間がないのでね。今回の所は手っ取り早く私のツテを使うことにしよう」 「さて罠を確認もせずに飛び込んで行くという君の趣味に口を挟むつもりは無いのだが、我々を巻き込むのは遠慮してもらいたいものだね。 ところで遺族には君は勇敢に罠に踏み込んで逝ったと伝えたほうがいいかね?」 と偉そうなロールプレイだと気をつけないとムギャオーさせちゃいそうだなぁ。 気をつけるとしよう。 550 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 20 59 57 ID ??? 「お兄ちゃん。そこはこうしたほうがいいんじゃないかな…」 「あ!お兄ちゃん、部屋に入る前に聞き耳を忘れてるよ! もぅ、慌てんぼうさんだなぁ」 「お兄ちゃん、あたしがやってみたい!お兄ちゃんのやってるのを見て覚えたんだよ!」 「お兄ちゃん…。生きててよかった…。 もう罠を調べずに部屋に入るなんて危ない真似はしないで…。 お兄ちゃんが死んじゃったらアタシ…」 という妹萌えな方向けなのはどうでしょう。 問題は妹キャラのPLが男だとムギャオーされることだが。 551 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 21 02 47 ID ??? 漏れはお姉様に罵倒される方がいい。 552 名前:ドルフ☆レーゲン :2005/09/01(木) 21 13 04 ID ??? 「相棒(バディ)、○○だ。援護する」 「(耳と扉を交互に指差す)」 「ここは自分が行こう。その方が確実だ」 「バッ…貴様、無用心が過ぎるぞ! ○年目にもなって私に訓練所の教官のようなことを言わせるな!」 小官はコレでありますかなあ。 553 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 21 15 50 ID ??? ごめん、 550だけは…素の文と同じくらい勘弁して欲しい。 しかし、ほんと言霊って有るのかもしれん。こんなに言葉一つで印象変わるとは。 こういう風に言われたらTRPGやって楽しいと思えるもんなあ。 554 名前:NPCさん :2005/09/01(木) 21 40 19 ID ??? 「ここはこうよ。ホントに愚図ね。もうちょっと勉強しなさい」 「何度言えばわかるの?聞き耳くらいは常識でしょう」 「ああもうじれったい。私がやるわ。あなたは横で見て勉強してなさい」 「まったく……何年やってるの?開ける前に罠感知もせずにドアを開けて、 この私が死んだらどう責任とってくれるのかしらね?」 う~む、やはりお姉様風の罵倒台詞は難しいな…… 576 名前:ゑ :2005/09/02(金) 07 57 40 ID ??? 546 アレンジしてみた。あねさんというより逆に落とされた悪女な方向で。 「ひるまっくらいはあたしの言うことを聞いておくれよ」 「ほら、耳をそばだててごらんよ。あたしの胸の高鳴り以外にも何か聞こえるはずさね」 「どうしてあんたって人はアレ意外だとこうも手際が悪くなるのかねぇ」 「罠で死ぬのとあたしに殺されるの、どっちがお望みなんだい?」 579 名前:NPCさん :2005/09/02(金) 10 27 37 ID ??? 「こういう場合ってさぁ…こーしたほうがよくない?」 「ちょっ…聞き耳、聞き耳!」 「ああん、もう、じれったい!ちょっとアンタは引っ込んでて!」 「ちょっと待ったー!危険が危ないから!何が? って罠よ!罠!」 by勝気な幼馴染 591 名前:NPCさん :2005/09/02(金) 13 05 21 ID ??? 引っ込み思案な自分を変えようと努力している気弱っ娘バージョン 「あの…ここは、こうしたほうが…いえ、なんでもないです………」 「…お、お願いです、聞き耳してくれませんか………?」 「あ、あの、あのあの、私に聞き込みさせてもらえませんか!?あの、あなたには、休んでいてもらいたいから…その……」 「あ…!その、ドアを開ける前に、トラップを………あ、あなたにもしもの事があったら…後ろで、見ていてもらえますか…?」 スレ80